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配役

演出家の日記その16。
今日は「紫桜舞い散る時」の台本を読んでもらいました。
今回は久しぶりに、「当て書き」ではない芝居なので、
役者にいろんな役をやってもらって、役柄を決めるスタイルです。
その「配役オーディション」、第一回。

つまり、自分の書いた台本が初めて他人の声で読まれるわけでもあるのです。
毎回台本を書いて、一番楽しいのがこの瞬間。
自分の頭の中だけで起こっていた物語が、役者の力を借りて現れるわけです。
これは小説を書くことにはない感覚。
演劇は、作者が考えた物語を書いて終わりではないのです。
むしろそこからが始まり。

役者によって、それぞれのキャラクター像はちょっとずつ違うもの。
今日の稽古の終盤では、それぞれが思うキャラ像を挙げてもらいました。
私は、そんなみんなの演じるキャラクターを見て、配役を当てはめるわけです。
もう一度やってもらって、今回は配役を決定します。
どんな風になるか、他人事のように楽しみです。
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心意気

ほとんど演出のブログと化してます日記その15。

今日は大学の後輩たちがやっているコント劇団「神と仏」の公演を見に、
シアターグリーンに行ってきました。
本来学内公演だったのですが、地震のごたごたで公演延期、
大学が使えなくなり急遽グリーンで上演することになったそうです。

一時は公演中止も考えたそうですが、主宰(彼はうちの公演に関わってくれたこともあるのです)曰く
「こんな時だからこそみんなに笑って欲しい」と、
公演を打つことに全力で動いた結果の無事上演。
そんな心意気も素敵だが、さらに粋なのは小屋借りて公演打ってるにもかかわらず、
無料公演、さらに地震への義援金まで集めるという気っ風の良さ。
思い立っても、なかなか現実的にそんな公演を打つのは厳しいですよ。
だからこそ、彼らの心意気を買ってあげたい。

どんな状況になっても、演劇人にできることは演劇しかないんです。
それならもう、いつも通りに、いやいつも以上にお客さんに楽しんでもらえるものを提供するのが仕事です。
そんな時、忘れちゃいけない大事な心意気。
今日はそれを見せてもらえました。

顔合わせ!

演出家の日記その14。

本日は第4回公演「紫桜舞い散る時」顔合わせでございました。
いろんなところで出会った人、いろんな形で出会った人が一堂に会してこんにちは。
ホスト側の顔合わせというのは毎回えらく緊張いたしますが、
また楽しい座組になりそうな予感。
今日はワークショップ中心でしたが、早くも前回から引き続き客演中のおがさんが、
悪い意味で目立ちまくっておりました。ゲーム弱すぎです(笑)

しかし最も緊張することは、脚本が読まれることです。
作者としては反応が気になる。しかし目の前では読んでほしくない。
チキンハートもぶるぶるです。

次回までに役者さんたちがどう読み込んできてくれるのか、
楽しみ半分、恐ろしさ半分といったところ。

てなわけで、オフィス櫻華は次回公演に向けてまたスタートいたしました。
無事に初日を迎えられるよう、全力で突っ走っていきまする!

ふい~

演出日記その13。まだ演出のこと書いてないけど。

ようやく少しずつ日々が戻りかけてきた様子の東京。
節電や停電の報が飛び交ってますが、こんな時でもないと無駄な電力があちこちで垂れ流されているので、
これを機に、何が必要で何が必要でないのかを判断できると思います。
東京の夜には無駄な電気が溢れてますからね。

私はといえば、先週の公演も中止になり、今週請け負っていた公演も中止になり、
さらにバイト先も休みになったので、正直どうやって今月稼ごうかしら、という状態(苦笑)
今回の件で電車止まったりで、「最寄り駅まで徒歩25分、隣の駅まで70分」とかいう、
こんな町にはもう住めないな、と改めて決意した次第。

今回後輩にも指摘されましたが、私わりと「長く生きることに頓着しない」んですよね。
地震が起こった時も、自分のことより人の心配ばかりしてました。
でも、やっぱり一人はやだなとも一方で思ったり。
普段は一人でもばっちこいな感じですが、やっぱり好きな人といたい気持ちは間違いないな、と。
大好きな人が幸せであってほしい。あ、これ、うちの芝居のテーマでもありますね(笑)

で、結果的に暇だし電気も使えないのでひたすら台本の推敲をする毎日でございます。
蛍雪の功、ならぬ停電の功。

五月公演は上演する方向で動き続けます。
やっぱりお客さんに幸せな気持ちになってもらうことが芝居のできることだし、
こんな時だからこそ。
それに、演劇止めちゃったら、私生きてる意味ないもんね。

劇団員は全員無事です。

劇団員年代です。
本日大きな地震がありましたが
オフィス櫻華劇団員の無事が全員確認できたと
さっき主宰から報告がありました。

取り急ぎ報告させていただきます。

上手い言葉が見つかりませんが、どうか、みなさん頑張りましょう。

並べてみた

演出の現実逃避日記その12。
全回映像の話題が出たのでせっかくだから演出海野さんのマイベスト映画トップ10を並べてみます。
オリジナルポスターで揃わなかったのが残念。
順位はなく、この10本が大好きな10本(外国映画)。
気が向いたら日本映画篇やります。

ウエスト
ロバート・ワイズ監督「ウエスト・サイド物語」

サウンド
ロバート・ワイズ監督「サウンド・オブ・ミュージック」

大脱走
ジョン・スタージェス監督「大脱走」

ライトスタッフ
フィリップ・カウフマン監督「ライトスタッフ」

い
リュック・ベッソン監督「グラン・ブルー」

アウト
フランシス・フォード・コッポラ監督「アウトサイダー」

ダーク
クリストファー・ノーラン監督「ダークナイト」

男
ジョン・ウー監督「男たちの挽歌」

え
ジョニー・トー監督「エグザイル/絆」

あ
ロバート・ゼメキス監督「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作

映像についてあれやこれや

演出のお仕事日記その11。

現在演出の海野さん音響の佐々木さんは、
昨年旅公演についていった江戸糸あやつり人形座さんのお仕事で座・高円寺にいます。
人間の役者と人形遣いと人形、三種の異なった「演者」が舞台上にいる不思議な「火垂るの墓」でございます。
本日それが初日を迎えました。

この公演で佐々木さんが何をやっているかと申しますと、プロジェクタの映像をオペってます。
パソコンのプレゼンソフトの画面を、タイミングよくシャッタを開いて投射するわけです。
しかしこれが「黒い柱に字を映す」って無理難題なんだな。
見ている人は、気がついているんだろうかっていう。

これは一概に言えないことではあるのですが、私的には舞台で映像を投射するのはあまり好きではありません。
もちろん今回のように「理解の助けとなるための字幕」ならいいんですが、
たとえば芝居のOPでスクリーンが下がってきてTVのOPみたいなのが流れるの、よく小劇場で見ますね。
あれやられると、自分はかなりがっかりします。
舞台なんだから、それを生身の人間で目の前でやってほしいな、という。
生身の人間が舞台上で行うことを見せるのが演劇の面白さだと思うんですね。
だから、まずもって映像が舞台で流れることに面白みを覚えない。

まぁこれ、映像業界に進まなかった人間のひがみなのかもしれませんが…
それでも、映像の世界を選ばず舞台の世界を選んだ人間なので、
一つのポリシーとしてそれはやりたくないな、と思うのです。
結局のところ、芝居より劇的な効果は生まないし、生んだらそれはもう舞台演劇じゃなくなっちゃうからです。
もちろん、それの中間を上手くついた効果的演出をする人もいますけどね。

映像の持つ利点・面白さ・強みと、舞台の持つ利点・面白さ・強みは違うのです。
これを語り出すと止まらないので止めますが、知っておかなくちゃなとは思います。

プロフィール

オフィス櫻華

Author:オフィス櫻華
明治大学内の劇団『夢幻舞台』のOBによって旗揚げ。
人間心理を深くえぐるような作品の多い小劇場界の中、
あえて「ロマンティック」と「ドラマティック」を旗印に
詩的な言葉をまぶした愛と夢のせつない物語を贈り続ける純情派劇団。
青が好き。

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