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180°SOUTH

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今日は映画の感想。演出の戯言シリーズその8。
マイナー推進委員会より。


映画「180°SOUTH」を見てきました。渋谷シネクイントにて。

アウトドアツールのトップメーカー、パタゴニア社のスタッフフォトグラファーであり、
冒険家でもあるジェフ・ジョンソンが、自身10年以上憧れの地であり続けた、
南米チリのパタゴニアへと旅に出る姿を追ったドキュメンタリー。

ジョンソンがパタゴニアに憧れるきっかけになったのが、
パタゴニア社の創立者イヴォン・シュイナードと、
同じくトップメーカー、ザ・ノース・フェイスの創業者ダグ・トンプキンスの二人が
1968に行ったパタゴニアへのロード・トリップを記録した映像を見たこと。
ジョンソンは今も現地に暮らす二人に協力してもらい、
仲間と共に高峰コルコバドへと挑む。

とてもいい映画でした。
もともと旅が好きで、知らない土地に行くこと、知らない土地を見ることが大好きで、
アウトドア関係の雑誌なんかも高校の頃からずっと読んでるくらいの人間なので、
至福の90分を送ることが出来ました。

映し出されるパタゴニアの、イースター島の、海の、大地の美しいこと。
あんなもの、実際に目の前にしたら、人生観が絶対に変わると思います。
ほとんど人の手によって荒らされてない、
まさに地球そのものの姿がパタゴニアにはあるんだな、と信じられる。

映画はジョンソンの語りによって進んでいくのですが、
彼はやがて都会の人間の、現代の人間のあり方について疑問を覚え始めます。
きっかけの一つは先達ダグの活動。
ダグは奥さんと二人で私財を投げ打ってパタゴニアの土地を買い続けています。
それは、パタゴニアを人間の手による開発から守るため。
チリという国がダムなどの過剰な開発計画を止めた時、
パタゴニアを国立公園として守ってもらえるようにするためです。
ダグの活動はしかし、経済発展を望む現地人にはなかなか受け入れてもらえません。

ダグというおじさんのかっこいいこと、かっこいいこと。
イーストウッド並に、全身からかっこよさがにじみ出ていました。
こんなにもかっこいい生き方をしている人間がいるんです。

時々こういう映画、こういうことを訴えているものに触れないといけないな、
と思います。
自分の人生、楽しく送れるかどうかよりも先に、
人間が人間として、地球上でこれからも生きていくために、
人間がやらなければいけないこと、それは沢山あるはず。
さらに言えば、それは人間の歴史が長くなればなるほど増えていくはず。
人間の生き方として、現代の生き方は正しいのか、そんなことまで投げかけてくる映画でした。
パタゴニアの美しさと、ダグの生き様と共に、時々思い出そうと思える良質の映画でした。
音楽がいいんだ、また。


映画自体はほとんど毎日見ておりますので、
なるべく面白いものは書き残して薦めて行こうと思うのだけれど…
現在毎日新作の台本と格闘中。
進行度40%といったところか。
今回はキャスティングの関係上、動いている役者が想像できないため苦戦中。



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プロフィール

オフィス櫻華

Author:オフィス櫻華
明治大学内の劇団『夢幻舞台』のOBによって旗揚げ。
人間心理を深くえぐるような作品の多い小劇場界の中、
あえて「ロマンティック」と「ドラマティック」を旗印に
詩的な言葉をまぶした愛と夢のせつない物語を贈り続ける純情派劇団。
青が好き。

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