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映像についてあれやこれや

演出のお仕事日記その11。

現在演出の海野さん音響の佐々木さんは、
昨年旅公演についていった江戸糸あやつり人形座さんのお仕事で座・高円寺にいます。
人間の役者と人形遣いと人形、三種の異なった「演者」が舞台上にいる不思議な「火垂るの墓」でございます。
本日それが初日を迎えました。

この公演で佐々木さんが何をやっているかと申しますと、プロジェクタの映像をオペってます。
パソコンのプレゼンソフトの画面を、タイミングよくシャッタを開いて投射するわけです。
しかしこれが「黒い柱に字を映す」って無理難題なんだな。
見ている人は、気がついているんだろうかっていう。

これは一概に言えないことではあるのですが、私的には舞台で映像を投射するのはあまり好きではありません。
もちろん今回のように「理解の助けとなるための字幕」ならいいんですが、
たとえば芝居のOPでスクリーンが下がってきてTVのOPみたいなのが流れるの、よく小劇場で見ますね。
あれやられると、自分はかなりがっかりします。
舞台なんだから、それを生身の人間で目の前でやってほしいな、という。
生身の人間が舞台上で行うことを見せるのが演劇の面白さだと思うんですね。
だから、まずもって映像が舞台で流れることに面白みを覚えない。

まぁこれ、映像業界に進まなかった人間のひがみなのかもしれませんが…
それでも、映像の世界を選ばず舞台の世界を選んだ人間なので、
一つのポリシーとしてそれはやりたくないな、と思うのです。
結局のところ、芝居より劇的な効果は生まないし、生んだらそれはもう舞台演劇じゃなくなっちゃうからです。
もちろん、それの中間を上手くついた効果的演出をする人もいますけどね。

映像の持つ利点・面白さ・強みと、舞台の持つ利点・面白さ・強みは違うのです。
これを語り出すと止まらないので止めますが、知っておかなくちゃなとは思います。

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プロフィール

オフィス櫻華

Author:オフィス櫻華
明治大学内の劇団『夢幻舞台』のOBによって旗揚げ。
人間心理を深くえぐるような作品の多い小劇場界の中、
あえて「ロマンティック」と「ドラマティック」を旗印に
詩的な言葉をまぶした愛と夢のせつない物語を贈り続ける純情派劇団。
青が好き。

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