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劇団というもの、かくや

演出日記その22。
今日の海野は労働後渋谷で映画のチラシを回収に回ってました(コレクターなのです)。
グラウベル・ローシャの特集上映なんかするのか。向こう見ずな企画だな。

…と。
そんなつまらない演出家の生態は放っておいて。
先日出演者の子と話していた時に思ったこと。
あまり演劇に馴染みのない人にはわからないかもしれませんが、
今の演劇、ことさら私達のような小劇場演劇の世界って、
実は(よく言われますが)劇団システムが崩れつつあるのです。
「え、じゃあいったいぜんたいどこがお芝居をうってるの?」というと、
多くの劇団がいわゆる「プロデュース形態」を取っているわけです。
劇団員だけで全ての出演者がまかないきれないので、
出演依頼をしたりオーディションをしたりして頭数を合わせるわけです。
さらに今は、役者さんも圧倒的に劇団に所属していない「フリー」さんが多く、
そういった人達は日々いろんなところに出演してるわけです。
これは毎回新鮮な顔ぶれでできるという利点があるわけです。
今はこの「新鮮さ」を望む人が圧倒的に多いので、プロデュース台頭時代なわけですね。

私達も今のところ毎回プロデュース形式を取っているわけですが、
でもちょっと思うのです。全出演者が劇団員って、素敵じゃないかって。
劇団員ってことは、少なくともやりたいこと、めざすことが同じ方向を向いている。
そういう集団で一つのものを作る方が、ブレは当然少なくなるはずなんです。
さらにいえば、通常プロデュース形式の公演だと、
大体小劇場界では稽古が1~2ヶ月といったところ。
そうならざるを得ないわけです。いろんな人がいろんなところに関わっているから。
でも、ちょっと待てよと。芝居って、稽古は基本的には長い方がよくなるものです
(これは一概にそうとも言えないんですが、まぁここではそういうものと思ってください)
そうなると、その公演以外の時もいつも同じ方向性で芝居をしてる劇団員は、
当然よくなる割合が高くなるわけですよね。

そう考えると、やっぱり劇団員が沢山いるってことは幸せだと思うんです。
新しい人と組むと、やっぱり劇団の方向性、お芝居の方向性をわかってもらうのに、
時間がかかってしまう。でも、劇団員でいつも一緒にやってればその必要がない。
そう考えると、同じ技量、同じ稽古時間だとしたら、
客演より劇団員の方がよりぶれのないいい芝居を作れるはずですよね。

何が言いたいかというと、犬串うらやましいなぁってことなんですが(笑)
私達も、毎回客演に素敵な人が沢山来てくれる果報者たちですが、
やっぱり劇団員が増えるに超したことはないよなぁ、と…

さて。このブログをご覧の方に最新情報をお伝えしよう(cv:小林清志)
今回の公演に出演予定だった小柳芳文氏が諸般の都合により出演できなくなりました。
代わりに「声を出すと気持ちいいの会」から草野峻平氏が出演いたします。
彼は「風青」以来、櫻華出演はこれで3回目ですね!
そんな彼、今週も本番を迎えております。人気者ですね。
詳しくはこちらからhttp://blog.koekimo.fool.jp/




幸せな関係

演出日記その21。
今日はいつもの杉並区から遠く離れた板橋区で稽古です。
稽古場が見つからず、仕方なしにタクシーで来る強者約2名。リッチですね。
海野の今日のお財布の残金なんか21円です。カード時代ですね。

稽古後はなんとなくせっかく来たから荒川べりを散策。
飽きたのか主演二人はさっさと帰ってしまいましたが、
海野、大室、亀田のキッズトリオは植物観察になおもいそしむ始末。
お帰りチャイムが鳴った頃、ようやく帰路につきました。

と、それで終わればいいのに結局居酒屋によっておりました。
ともかくもう、この仲良し三人組が飲み出したら止まりませんよ。
最近はもうスパーク&エスカレートでしっちゃかめっちゃかです(意味不明)。

なかなか稽古場に人が集まらない状況ですので大変ですが、
しかし確実に仲良しの輪は深まっていくのでした。うらやましいと思うなら、稽古場へ!

教訓;演劇人の仲良しが集まって呑むとロクなことにならない。

体力第一!

演出の稽古場日記20。
今日は週一のダンス練習でした。
ていうかダンスの時しかブログに書いてませんね(苦笑)。
今日は1メロから2メロに至る部分の振り入れ。
日に日に、入る振りのレベルが難しくなっていきます。
みんな悲鳴挙げながら猛練習。

いいな、と思えることが一つ。
今回の座組はなんだかんだいいつつ、頑張れる人が多いこと。
サークルや小劇場演劇だと、どうしても自分たちにできる範囲にやることのレベルを落としてしまいがちですが、
幸い今回は目指すものが難しくても、それができるようになるまで頑張る人たちが多い。
(全員そうなのかはしりませんよ)難しい振りでも必死で体に覚えさせるし、
疲れても疲れても練習する。
そう、大事なのはそこなんです。
人と同じレベル、同じことをして人を感動させることなんかできないですからね。
日々精進精進。

夜は友人が出演している犬と串case5.5「犬の糞」を観劇。
この犬串、私達とは方向性が綺麗に180°違いますが、
「人に広めたい劇団は?」と聞かれたら、自分の劇団の次に推したい劇団なのです。
毎回毎回本当に面白い。
今回はいつもと趣向を変えて、劇団員によるオムニバス公演でしたが、
どいつもこいつもギャグセンスも芝居のセンスもピカイチ。
客席を22世紀という設定にして、海老蔵事件のパロディ芝居を21世紀の古典芸能として、
イヤホンによる音声解説を聞きながら見るなんてこと、普通考えつきますか!?
愉快な愉快な芝居でした。

しかしまぁあそこの役者はみんな動く動く。
あんだけ動けてあんだけ必死に芝居できて、あんだけ芝居センスのある役者が沢山いる。
なんてうらやましいこと!


演出のお気に入り 日本映画篇

演出のつぶやきその19。
以前「私の好きな外国映画10本」を挙げたので、
今回は日本映画篇やります。
あまり作られた国で区別することに意味合いは感じないんですが、
まぁ世の中では区別してるので。
例によって順番が順位ではありません。
tokikake.jpg
大林宣彦監督「時をかける少女」
完璧です。完璧な映画です。

tennkousei.jpg
同じく大林宣彦監督「転校生」
「さびしんぼう」ももちろん好きですよ。

se-ra-.jpg
相米慎二監督「セーラー服と機関銃」
薬師丸さまに尽きます。

たいふう
同じく相米慎二監督「台風クラブ」
これ、神がかってますって。

gojira.jpg
本多猪四郎監督「ゴジラ」
元祖が一番です。

ikiru.jpg
黒澤明監督「生きる」
あえて黒澤ではこれが好き。

akai.jpg
押井守監督「紅い眼鏡」
この映画の要素全部大好きです。

ピストル
鈴木清順監督「ピストル・オペラ」
清順さんでは文句なしにこれ!世間が何と言おうと。

たいよう
長谷川和彦監督「太陽を盗んだ男」
なんと面白いんだろうか。

siawaseno.jpg
山田洋次監督「幸福の黄色いハンカチ」
なんだかんだいって、好きです。倍賞千恵子のファンです。

次点が金子修介監督「ガメラ 大怪獣空中決戦」ですね。
そのうち今度は劇場アニメベスト10、かな。




ダンス始まり~

演出家の日記その17。

さぁさぁ今回もやって参りましたダンス練習です!

前回公演から振付の先生をお呼びして本格的にやりだしたダンスの練習が、
今回の公演にもやってまいりました!
前回は、毎週火曜日のダンス練習の日がくるたびにみんながブルーになる、
大変厳しい練習でしたが、今日も今日とて大変だったぁ!

私海野個人としましては、体を動かすことは大好きだし、ダンスも大好きなので、
わりと楽しい練習なのですが(これだけは練習を受ける側でもあるし)、
体の硬い人には本当に大変なものらしいです。
今日もストレッチ開始5分くらいで早くも辞世の句を詠み出しそうな勢いの役者がおりました。
いけませんなぁ!
役者さんは体鍛えてナンボですよ!がんばってもらわねば。

ちなみに、ダンスのよくわからない方に。
私達が芝居の中で取り入れているダンスは、いわゆるジャズダンスってやつです。
もちろん厳密にはそうでない動きもあるし、そもそも曲がジャズじゃなかったりします。
が、ああいうダンスがジャズダンスだと思ってくれれば願ったり叶ったりです(誰の)。
主観では、一番ダンスの中でもクールでかっこいいやつです。主観ですね。

なぜ芝居の中でダンスをやるのか。
「演出だから」・・・もちろん間違ってないですし、その通りなのですがね。
あえていえば、生の舞台ならではのダイナミズムでしょうか。
振付の先生にいつも話しているのは、アニメのオープニングのイメージ。
つまり、ダンスを見ればどんなお芝居なのかなんとなくわかる、という感じを見せたいがため。
他にもいろいろ理由はありますが、観客視点から見た場合のポイントはそこです。
よくお芝居ではそういう目的で映像を流したりしますが、
私は舞台では生身の役者さんを見てもらいたいのです。なので、映像ではなくダンスで魅せる。
役者さんにとっては、大変なんですけどね~(他人事)。

しかも実はまだ利点があります。
毎週イヤでもダンス練習をやると、イヤでも役者さんの体が動くようになっていきます。
そうすると、その鍛えたフィードバックが芝居にも活きてくるんですね。
もちろん継続が大前提なのですけど。

ちなみに私個人としては、「ダンスのレッスンが受けられる!」というただその一点でがんばれてしまうのです。
単純ですね。あは。




プロフィール

オフィス櫻華

Author:オフィス櫻華
明治大学内の劇団『夢幻舞台』のOBによって旗揚げ。
人間心理を深くえぐるような作品の多い小劇場界の中、
あえて「ロマンティック」と「ドラマティック」を旗印に
詩的な言葉をまぶした愛と夢のせつない物語を贈り続ける純情派劇団。
青が好き。

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